巨人の原辰徳監督(64)が4連勝にもカブトの緒を締めた。

 今季、本拠地・東京ドーム初戦となった18日の日本ハムとのオープン(OP)戦。巨人が2点リードの8回無死一、三塁、山瀬の遊撃への正面のゴロで三走・重信がギャンブルスタートを切った。前進守備の網にかかり、元G戦士・宇佐見に重信がタッチされ本塁憤死となった。

 試合は巨人が5―4で勝利し4連勝とOP戦首位をキープ。「全員、いい攻撃をした」と振り返った指揮官だったが、「欲を言えば8回にもう1点ね、取れればというところでしょうね。あそこでやっぱりギャンブル的な走塁はいらないというところですね」と重信の打球判断に注文を出した。

 シーズンが始まればワンプレーが試合の流れを大きく変える可能性もある。3年ぶりV奪回のためオープン戦の間にミスをひとつでも減らしていく。