空前の〝侍ジャパン効果〟にテレビ朝日系列のメ~テレ(名古屋テレビ)が沸き立っている。同局が16日に中継した「ワールドベースボールクラシック2023 日本―イタリア」の平均世帯視聴率が47・6%、平均個人視聴率が29・6%を記録。平均個人視聴率は名古屋地区での民放歴代最高記録となった。
同局では侍ジャパンを特集した情報番組も絶好調。中日・高橋宏斗投手(20)の少年野球時代の恩師にインタビューを行った13日の情報番組「ドデスカ!第1部」(午前6時~6時45分)では個人での視聴占拠率が同番組歴代1位の32・1%を記録。また侍ジャパンと中日との強化試合の直前情報を放送した3日の情報ニュース番組「アップ!」(午後6時15分~午後6時54分)でも番組史上最高となる視聴占拠率25・6%を記録している。
日本時間21日に行われるWBC準決勝(日本―メキシコ)はTBS系列で放送されるが、22日の決勝戦はメ~テレなどテレビ朝日系列での放送。「非常に大きな反響をいただいてうれしく思います。侍ジャパンの世界一を応援しております」と同局は期待している。
(数字はビデオリサーチ調べ、名古屋地区)