ボートレース下関の「ヴィーナスシリーズ第23戦北九州下関フェニックス杯」は17日、準優勝戦が行われた。

 高憧四季(23=大阪)は準優9R、3コースからまくりを放った西橋奈未をブロック。BS並走も2Mで突き放して優出一番乗りを果たした。4日目後半は転覆のアクシデントがあったものの足落ちはなく不安を一蹴。「転覆の影響はないです。エンジン本体がいい。全部の足が良くて特にターン回りがいい。優勝戦もこのまま行くつもりです」と相棒46号機に全幅の信頼を置いている。「前半も足が良くないとあそこに入ってこれないですからね」とニッコリ。リズム&舟足は申し分ない。

 デビュー初Vに向けて「意識せずに自分の持っている力を出し切りたい」と意気込む。成長著しい期待の若手女子が悲願の初Vへ向けて無心で突っ走る。