ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第5戦 スカパー!・JLC杯」は17日に開幕した。
大場恒季(22=愛知)は当地初見参だが、全国屈指の難水面でいきなり結果を出した。初日4R、インからコンマ09のトップSを決めると先マイ。バックで一気に加速して勝負を決めた。
「そこまで伸びることはないけど、出足中心に全体にいい感じです。本体を洗浄して、回転の上がりが良くなった。エンジン本体が良さそう」と会心の表情で振り返った。
67号機は初下ろしの2節前に吉川元浩がトップ級に仕上げて1号艇で優出。その時ほどのパンチはないが、レース足は高いレベルにあるようだ。まだデビュー3年足らずだが2023年前期適用勝率で初めて5点台到達。現在争っている2023年後期勝率も5点台半ばと、A級昇格が視野に入っている。スピード出世を続ける愛知の若手が2日目もスタンドを沸かせる。