第5回WBCで「韓国系米国人」として初めて韓国代表の一員としてプレーし、所属先のカージナルスに戻ったトミー・エドマン内野手(27)の〝その後〟について、韓国の聯合ニュースが17日に報じた。

 米メディアの取材に対し「まだ私の体は昏睡状態のようだ。早く時差ボケを何とかしないといけない」と打ち明けているエドマンだが、韓国代表として出場したWBCでの経験はかけがえのないものだったようで「大リーグのオープン戦は2時間30分程度だが、WBCでは3時間30分ずつ集中力を持ってプレーした。WBC出場が精神的には大リーグのレギュラーシーズンの準備に役立つだろう」と話しているという。

 1番打者として期待されながら11打数2安打と精彩を欠き、3戦目のチェコ戦では9番に下げられた。一方、カージナルスのチームメートで日本代表のラーズ・ヌートバー外野手(25)はイタリアとの準々決勝も含めた5試合で1番を任され、19打数7安打、3打点、2盗塁と活躍。エドマンは「東京ドームでプレーするのは本当に良い経験だった。日本の選手は個人別に登場曲がある。本当に素敵な場面だった」としつつも「日本には既に〝ヌートバーマニア〟ができたようだ。ヌートバーを応援する姿も良かった」と、ちょっぴりうらやましそうに振り返ったという。