国内女子ツアー「Tポイント×ENEOS」初日(17日、鹿児島・鹿児島高牧CC=パー72)、昨年8月の「全米女子アマチュア選手権」を制したアマチュアの馬場咲希(代々木高2年)が、ボギーなしの6バーディーの66で回り、首位と1打差となる6アンダーの4位と好発進した。
出だしの1番パー5で残り245ヤードを3Wで2オンに成功させてバーディーを奪い、2番パー4では95ヤードを50度のウエッジで1メートル弱に寄せて連続バーディー発進。さらに7番からの3連続バーディーで前半だけで5つ伸ばした。
後半は伸び悩んだものの、ボギーなしの1バーディーと崩れなかった。「前半は良いリズムで回れて、前半の上がりも3連続で取れて、後半も良い流れでいけると思ったけど、後半は思っていたより我慢だった」と振り返った。
先週末には、横浜市内で行われたゴルフフェアで「とにかく、めっちゃかっこいい。すごい優しくしてもらっています」という、あこがれの宮里藍(37=サントリー)とトークショーに参加し、〝金言〟も授かった。「宮里藍さんから振るゴルフというか、振って頑張って、と言われたので、今回頑張って振ろうと思い振りました」。2日目も〝振るゴルフ〟で優勝争いに加わっていきたいところだ。
7アンダーの首位には蛭田みな美(ユアサ商事)、稲見萌寧(Rakuten)、上田桃子(ZOZO)がつけた。