南海キャンディーズの山里亮太(45)がMCに抜てきされた日本テレビ系朝の新番組「DayDay.」(平日午前9時)が、4月から始まる。タレントの加藤浩次(53)がMCを務める「スッキリ」(同8時)の後番組の〝顔〟をめぐっては当初、一部週刊誌でタレントのヒロミ(57)の名前が浮上していた。なぜ、山里にすり替わったのかというと――。

「スッキリ」の3月終了を受け、「DayDay.」が4月から始まる。ダブルMCの一人に山里が抜てきされ、〝相方〟は調整中。そのほか、今春に入社3年目となる日テレの黒田みゆアナウンサーが出演する。

 同番組のMCをめぐってはヒロミが内定したと昨年11月、一部週刊誌電子版で報じられた。「スッキリ」火曜コメンテーターを務めているほか、同局系「オモウマい店」のMCなど他番組でも活躍している実績が評価されたという。

 当のヒロミはこれについて翌12月、ゲスト出演したラジオ番組で「本当に言われたこともない」と否定した。

「確かにヒロミさんの名前は一時、候補に挙がっていました」(テレビ局関係者)。だが、〝ヒロミ説〟が報じられた昨秋ごろには、番狂わせが起きていたという。

「日テレは吉本興業に〝忖度〟したというんです」(芸能プロ関係者)

「スッキリ」が2006年に始まった当初、MCの加藤は吉本所属だった。吉本芸人による19年の闇営業騒動では同番組の放送中、吉本幹部を公然と批判。同年10月に吉本とはエージェント契約に切り替わり、21年3月いっぱいで同契約が終了後、個人で活動している。

「『スッキリ』の後番組MCの座について、吉本は自分たちにあるという姿勢だったそうです」(同)

 日テレには悩ましい問題があった。22年も年間個人視聴率で三冠(全日、ゴールデン、プライム)を獲得して好調だが、ダウンタウンの松本人志、浜田雅功らが出演して高視聴率を叩き出した大みそか特番「笑ってはいけない」シリーズが21、22年と2年連続で放送されなかった。

「日テレとしては、今年の大みそかには『笑ってはいけない』を復活させたいようです。そのために吉本の協力は不可欠。だから『スッキリ』の後番組MCでヒロミさんが浮上していたのを忖度して、山ちゃんに切り替えたみたい」(前出テレビ局関係者)

 日テレは吉本から「笑ってはいけない」復活の確約を取り付けたわけではないというが、他にも見過ごせない事情があった。

「笑ってはいけない」はネット配信やDVD化で「億単位の純利益がある」(別のテレビ局関係者)という。ネット配信は有料動画配信サービスHulu(フールー)、DVD化はバップがそれぞれ手がけ、いずれも日テレのグループ会社だ。

「Huluはネットフリックスやアマゾンに加入者を奪われています。バップは『笑ってはいけない』の売り上げが経営の肝なんです」(同)

 日テレの〝取らぬ狸の皮算用〟が実を結び、今年大みそかにお化け番組は復活するか――。

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