新日本プロレス24日の後楽園ホール大会で、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(33)が、ジュニアヘビー級の祭典「オールスター・ジュニアフェスティバル2023」(3月1日、後楽園ホール)の開催決定に喜びを爆発させた。

 ヒロムは昨年8月にジュニアオールスター戦の開催を提唱。他団体のジュニア戦士や、DDT・高木三四郎社長らが反応して大きな反響が生まれていた。

 そして23日についに開催が正式に決定。新日本、全日本プロレス、ノアをはじめ、暗黒プロレス組織666、大阪プロレス、ガンバレ☆プロレス、九州プロレス、大日本プロレス、パンクラスMISSION、プロレスリングSECRETBASE、ゼロワン、プロレスリングBASARA、フリーダムズ、みちのくプロレス、琉球ドラゴンプロレス、CMLL、DDT、ドラディション、ドラゴンゲート、GLEAT、JUST TAP OUT、2AWの22団体の参加が発表された。

 この日の大会でヒロムはBUSHIと組み、YOH、田口隆祐組と対戦。2月5日札幌大会でのIWGPジュニアV1戦で激突するYOHを相手に、軽快な動きで好調をアピールした。

 試合後は「ついに開催が決まったね。まだ2023年始まったばかりなのに、これだけいろんな話題がある。俺は必死で必死で必死でついていくよ。でも、これがプロレス界だよ。これがプロレスの楽しさだと思う。久しぶりにワクワクするよ、ドキドキするよ。どうなるか分からないもの。楽しみで仕方ない。これができるのがジュニアの強さ、そしてジュニアの自由さだと思う」とオールスター戦の実現に目を輝かせた。

 その上で「これに負けないようにYOH! 俺とやらないと、話題持っていかれちまうぞ。2月もいろいろな大会があるな。その中で2月5日が一番面白かった、一番目立っていないと俺はジュニアの王者として納得いかない。YOH、俺について来いよ」と挑戦者を挑発。IWGPジュニア王座戦線をさらなる高みに導いた上で、王者として祭典に出陣するつもりだ。