タレントのデヴィ夫人が23日、ウクライナの首都キーウや民間人虐殺のあった近郊ブチャの病院などを訪れたことがわかった。

 一部メディアの取材に「(市民は)暖房もなく電話も通じにくい厳しい状況です。日本はもっと積極的に支援しなければと思います」とコメント。

 デヴィ夫人は今月20日のブログで在ウクライナ大使館を訪問したことを報告。ロシアの侵攻によりインフラが破壊され、暖房もなく、苦しい生活を送るウクライナ市民に思いを馳せ「あまりにも痛ましくて涙が出てきます」とつづっていた。

 デヴィ夫人は使い捨てカイロや、ヒートテックの上下、石油コンロ、オムツ、便座シート、負傷兵のための止血帯、塗り薬などを現地に送ることを決断。前日19日のブログでは支援物資を運ぶコンテナ船を視察した様子もアップしている。

 デヴィ夫人は22日にウクライナ入り。前述の支援物資は2月中にも届く予定だという。

 23日に更新したブログでは、新年会に青のドレス、黄色のバッグという〝ウクライナカラー〟で出席していたことが確認できる。

 デヴィ夫人の〝電撃訪問〟にはネット上で「この行動力…」「若い頃に国際舞台で活躍されたのも納得です」「多くの人々も支援の手をウクライナに差し伸べて欲しい」など感服する声が相次いでいる。