中日のドラフト1位・仲地礼亜投手(21=沖縄大)らルーキー10選手が12日、NPB新人選手研修会にオンラインで参加し、元中日、阪神、大リーグ・カブスなどで活躍した福留孝介氏の講義を受けて感銘を受けた。
福留氏は講義内で「毎日、朝から晩まで、野球のことを常に考えてやってほしい」「先輩からの教えが答えだと思うのではなく、そこに自分の考えをプラスする」「これからする行動はすべて自分で責任を取る」などと訴えた。
その中でも「夢を達成するために、自分が一番下手くそだと思って練習していた」という言葉が一番印象に残ったという仲地は「今まで通りに向上心を忘れることなく練習していきたい」と決意を新たにした。
同6位・田中幹也内野手(22=亜大)は「変なプライドを持たず、自分が成長するため、生き残っていくために必要だと思い、今後につなげていきたい」と〝竜の先輩〟の金言を胸に刻んでいた。