NHK大河ドラマ「どうする家康」で主人公の家康を演じる松本潤(39)、家康の正室・瀬名を演じる有村架純(29)、酒井忠次役の大森南朋(50)らが8日、愛知県岡崎市の岡崎市民会館で行われた「どうする家康」初回放送のパブリックビューイング(PV)に参加した。

 岡崎市主催のこのイベントには定員900人の募集に対して17万6593人の応募が殺到。約196倍のプレミアチケットとなった。NHKドラマのPVにも関わらず、メ~テレ、東海テレビ、CBC、中京テレビと名古屋の民放4局もカメラクルーを送り込んで取材。「岐阜の信長祭りに木村拓哉さんが参加したときもすごく盛り上がりましたし、家康役の松本潤さんが岡崎にやってくるということで各局とも明日(9日)のニュースで取り上げる予定です」(地元テレビ局関係者)という。

 PV後に行われたトークショーで松本は「(瀬名は)悪女として描かれることもあったが、今回すごく可憐でおしとやかな女性として描かれているのは、僕が家康公を演じるうえですごく頼りになりますし心の支えになる部分もあります。(家康が)三河から帰ってきた後のシーンぐらいからすでに尻に敷かれ始めていた。その空気感が心地いいところに持っていってもらった印象があった。瀬名との関係性が面白いですね」と瀬名役の有村の演技を絶賛。有村は「子供に向ける母性よりも家康さんの方がより子供みたいな、そういう感覚が(台本を)読んでいるときにあって。瀬名の中の家康さんの存在感としては(ほっておけないという感覚が)すごく割合を占めているんだなと感じました」と語っていた。