守備の名手に贈られる「三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式が29日、東京都内のホテルで開かれ、受賞したセ・パ18選手が一堂に顔を揃えた。

 会場でもっとも目立っていたのは金色のジャケットを着た楽天・辰己涼介外野手(25)。2年連続2度目の受賞となったが「昨季、受賞した時からこの衣装で出たいと思って。ゴールデン・イーグルスとゴールデン・グラブです」と〝ドヤ顔〟だった。

 昨年はグレーのスーツ姿で登壇したが、「来年は上下ともにゴールデンで出たいと思います」と早くも3年連続受賞を予告した。

 これに兵庫・社高校の2年先輩である近本光司外野手(28)は「彼は彼らしくパフォーマンスができますので」と苦笑い。「僕は落ち着いていきたいと思います」と冷静に答えた。