ボートレース鳴門のSG「第25回チャレンジカップ」は25日、予選最終日が行われ、準優勝戦に進出する18選手が決定した。

 瓜生正義(46=福岡)は4日目6Rで5コースから3着。必勝を期して臨んだ1号艇の10Rは石野貴之の差しに屈して2着。予選は白星なしとなったが得点率11位で準優入りを果たした。「後半は石野にトップSをいかれて1M窮屈になってしまった」と唇をかんだ。

 ただ、舟足に関しては悲観の色は全くない。「足自体は悪くなくて水準はあると思う。乗り心地が良くなくて思い切ってレースができていない。ペラを合わせ切れていない」と課題はあるものの戦えるレベルはある。「ペラのベースを変えてみる。ダメなら戻します」とレース後はペラ小屋に直行した。

 今年は優勝こそないが安定した成績でグランプリ圏内に食い込んでいるのは昨年のグランプリ覇者の意地。巧みなハンドルさばきで混戦を勝ち上がる。