広島は24日、今季限りで現役を引退した白浜裕太捕手(37)とスコアラーとして契約を結んだと発表した。白浜は「チームに残れることはありがたい。やらないといけないことはたくさんあるが、できる限り勝利に貢献できるようにしたい」と話した。

 2004年に広陵(広島)からドラフト1位で入団した白浜は、今年まで19年間広島に在籍した。通算90試合で打率1割5分3厘、1本塁打、7打点の成績だった。来季から中日のスコアラーを務める予定で、既にマツダスタジアムで仕事を行っている。

 また同じく今季限りで現役を引退した菊池保則投手(33)と打撃投手の契約を結んだ。18年に楽天からトレードにより加入した菊池保は広島に4年間在籍。菊池保は「(球団に)『トライアウトが終わるまで待つ』と言っていただいたので、やってみようという気持ちになった」と語った。