フランスで30キロの野生の金魚が釣れた。英BBC、米CNNなど、複数の欧米メディアが24日までに報じている。

 英ウスターシャー州のアンディ・ハケット氏がフランス旅行中、ブルーウオーター・レイクスで釣りをしたところ「キャロット」という愛称で呼ばれてきた金魚を釣りあげたという。推定年齢は20歳で、その重量は30キロもあった。

 同湖はコイの養殖場でもあり、逃げて巨大化したコイが釣れることで知られている。また、養殖場が同湖を有名にするため、放流することもあり、40キロのコイが釣れた実績もある。キャロットも放流された金魚だが、自然界では目立ちすぎる色のため、隠れていることが多く、〝レアキャラ〟だった。

 ハケット氏は「通常の魚では、水面下にいると見つけるのに苦労しますが、キャロットは明らかに明るいオレンジ色なので、見逃すことはできません。非常に人気があり、多くの人がそれを釣りたい中、私が釣ってしまいました」と話している。

 実はキャロットは今年2月にも釣られたことがあり、重量は27キロだった。ハケット氏はキャロットを再び湖に放った。