巨人の小林誠司捕手(33)が新加入の〝デーブ〟こと大久保博元打撃チーフコーチ(55)をチクリとやった。

 23日、「ジャイアンツファンフェスタ 2022」(東京ドーム)が行われナインが参加。シーズンシートオーナー限定の午前の部では選手によるハイタッチイベントに加え、壇上では小林、石川慎吾外野手(29)、中山礼都内野手(20)、秋広優人内野手(20)によるミニトークショーが行われた。

 小林は2017年WBC、19年プレミア12で共闘した〝熱男〟松田宣浩内野手(39)の加入に、「チームにとってはすごく大きな戦力だと思いますし、負けないように元気よく頑張りたいなと思います」と歓迎した。

 新コーチ陣の話題になると背番号22は「また面白い感じになるのかなと思います」と白い歯。続けて大久保コーチについて振られると、「(これまで交流は)ありました。バットを振る数よりも、口数の方が多いかなと思います」とまさかの〝毒舌〟を披露した。

 慌てて司会が「(大久保コーチは)聞いてないですかね? 大丈夫だと思います」とフォロー。小林は10月16日の秋季練習(ジャイアンツ球場)で大久保コーチからマンツーマンで打撃のポイントを前にするよう指導された。同コーチからは「(小林は)600打席立ったら2割5分は打てますよ」と太鼓判を押されていた。

 もちろんお互いに信頼していればこその小林流のブラックジョーク。〝熱男効果〟も加わり来季の巨人ベンチが明るくなることは間違いなさそうだ。