TBS系の情報番組「ひるおび」が22日に放送され、小池百合子東京都知事が18日の定例会見で呼びかけた「タートルネック着用」を特集。落語家の立川志らくが、わざわざ呼びかけることを疑問視した。

 この冬も電力供給がひっ迫するとの政府予想が出されているが、これを受けて東京都は12月1日から来年3月31日まで、節電キャンペーン「HTT(減らす、創る、蓄める)」を推進することを決定。18日の定例会見で小池知事は「欧州でも(仏国の)マクロン大統領が率先してタートルネックを着ているように、やはり国民への呼びかけという効果と、現実に温かいということにつながるんだろうと思います」と都民に訴え、21日から東京都庁でもウォームビズが解禁された。

 こうした小池知事の呼びかけに、志らくは「電気を節約して建物全体が少し寒くなりゃ、みんな大人だからそういう格好してくるでしょう。だから、別にタートルネックだって推奨しなくてもいい」とバッサリ。さらに「みんな暖かい格好をしましょうって、言わなくたって暖かい格好するのが大人ですからね。全体的に温度を下げりゃいいだけの話だから」と〝追撃〟した。

 一方で弁護士の八代英輝氏は「要するに室温を少し抑えめにして、その代わり暖かめの服装をしましょうってことですよね? その服装が若干カジュアルになってもいいってことですよね? 別に全員タートルネックを着なきゃいけないってことではないですよね?」と司会の恵俊彰に確認する場面も…。

 これに恵が「暖かい格好をしていればいいってことだと思います」と答えると、八代氏も「そういうことですよね。若干かゆくなったり苦手な人もいるので」と、認識が一致してホッとした様子だった。