森保ジャパンのDF長友佑都(36=FC東京)が、強烈なダイビングヘッドで今季2ゴール目を決めたJFL鈴鹿のカズこと元日本代表FW三浦知良(55)に驚嘆した。

 カズは12日に行われたFC大阪戦(三重交通鈴鹿スポーツガーデン)戦で先発出場すると、前半24分に左CKからの流れでダイビングヘッドを決め、自身が持つJFL最年長得点記録を55歳259日に更新した。

 カズと親交がある長友は12日にドーハ市内で行われた練習後にそのゴールを祝福。「映像は見ましたよ。いや~本物のメンタルモンスターですよ。刺激を受ける」ともうすぐ〝アラ還〟のカズの活躍ぶりに驚きを露わにした。

「カズさんは本当に大事な時にメールをくださって、すごく勇気づけてもらっている。相当な刺激をもらっている」と長友は節目で連絡を取り合い、激励を受けている。直近では「(6月の)ブラジル戦とか(9月の)エクアドル戦とか。カズさん僕に対しても敬語で。あり得ないですよ、キングが敬語て。あの偉大な方が僕ら後輩に対して敬語でメールをしてくれる。『頑張ってください、刺激もらえます』というようなね。人格が出ているなと。誰からも慕われて尊敬される人というのはそういう人なんだなと」とカズの人柄を熱く語った。

 カズの驚がくゴールで、W杯4大会連続出場がかかる長友も大舞台での活躍に向けて大きな力をもらったようだ。