ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が、2023年に総合格闘家で元UFC2階級制覇王者のコナー・マクレガー(34=アイルランド)とMMA(総合格闘技)ルールで対戦する可能性が出てきた。

 両者は17年8月にボクシングの公式戦で対戦し、メイウェザーがTKO勝ち。かねて再戦の交渉が進められてきたが、ここへきてボクシングとMMAで2試合を行う計画が浮上しているという。

 英紙「サン」は「メイウェザーとマクレガーがMMAとボクシングで2度戦う衝撃的な交渉 世界記録となる13億ポンドの契約」と題する記事を掲載。

「メイウェザーはマクレガーとオクタゴン(八角形の金網リング)で対戦し、ボクシングの再戦も実現させて世界記録となる15億ドル(13億ポンド=約2175億円)の報酬を手にする可能性がある。(両陣営は)2試合契約について交渉中で、ボクシングのリングで2人が再戦し、その後MMAの2試合目が行われることになると、ある情報筋は話している。45歳のメイウェザーがMMAルールの下で戦うのは初めてとなる」と報じた。

 同紙によると、正式に契約に合意すれば、来年に1試合はUAEのアブダビ、もう1試合はサウジアラビアで開催されることになるという。

 さらに、メイウェザー陣営の関係者による「フロイドは今、マネー(の条件)が合えばオクタゴンに足を踏み入れる交渉をしている」とのコメントを伝えた。