ボートレース宮島のGⅢ「マンスリーBOATRACE杯争奪 宮島プリンセスカップ」は3日、予選3日目を終了。

 西岡成美(26=徳島)が5Rは6枠からチルト3度で臨み5着も11Rはチルト0度で3コースからまくり一撃。「チルトを下げても、そんなに伸びも変わらなかったし、ターンした感じはやっぱり0度の方がいい。0で合わせる」と方向性も固まった。

 F休みから復帰3節目となる今節は6戦4勝と好調。そのカギについて「私は事故が多いので冷静に行こうと思っている。『絶対にここは思い切りスタートを行く』と思ったら空回りする。それを4年かけて理解した。1走でも多く走りたいので」と明かす。

 相棒32号機にも「今節は足もきているんで自分がスタートを無理しなくても伸び返す足はある」と全幅の信頼を寄せる。当地も「地元の鳴門に似ていて悪いイメージはない」と好印象。〝冷静に〟戦える条件も揃った。