新日本プロレス25日の神戸大会でIWGPジュニアタッグ王者のTJP(38)、フランシスコ・アキラ(22)組に挑戦する田口隆祐(43)、マスター・ワト(25)が王座返り咲きを予告した。
今年6月後楽園大会で奪われたベルト奪回に燃える田口とワトは、この日の公開調印式に出席。ワトは「前王者としてまったく不安はありません。タイトルマッチを全力で楽しんでIWGPジュニアタッグのベルトを取り戻したいと思います」と堂々と宣言した。
今シリーズになって突然、〝黒のカリスマ〟が憑依した田口も負けてはいない。
「ガタガタ言ってんじゃねえぞ。よく聞け。不安はねえよ。ただ一つだけあるとしたら、天山(広吉)さんからアドバイスもらったんだけど、まだ2人で焼肉に行ってないことだな。今から行くか。オイ! 俺らは焼肉を食うぞ、今日。お前らは何を食うんだ? マッコリ飲むか? アイアム・タグチ、ガッデム」と蝶野正洋の口調でまくしたてた。
さらにTJPから「我々がどれだけすぐれているのか今まで何回も証明している。自分たちはお前らとは次元が違うんだ」と挑発を受けた田口は「オイ! 本当にそんなこと言ってるのか。生意気だな」と通訳に難癖をつけつつ「トランスレート、サンキュー」と感謝。アキラから「俺はいま自信に満ち溢れている。この写真のようにあなたたちが王者に返り咲くことはない」と2人の写真を引き裂かれると「オイ! もったいないだろ資源が! ガッデム!」と憤りを露わにした。
もはやいい人なんだか悪い人なんだかサッパリ分からないが、ここでガタガタ言っても仕方ない。とにかくジュニアタッグ王座戦は、田口だけ見てればいいんだ、オラ、エー!