ボートレース下関の「九州スポーツ杯争奪戦」は23日、予選3日目が終了した。

 大田直弥(36=山口)は予選折り返しの3日目4R、枠なりオールスローの4コースから差し一閃。3コースからまくり差して突き抜けた河野大に先着は許したものの宇留田翔平を逆転して2着を確保した。
 
 初日10Rの5コース5着を除けば1勝2着3本と安定感が光る。相棒54号機は機率34%を誇る良機。「2日目からペラを叩いて回り足、出足はいいです。直線はいい人にはやられるけど普通は十分にある。乗り心地も悪くないし向いてから進んでいる」と手応えはばっちり。「スタートもだいたい勘通りいけている」と不安はない。

 上位での予選突破も狙える位置につけているが「6号艇も残っているので意識せずにいきたい。6号艇だからといって伸び型とかにせず出足、回り足を大事にしたい」と信頼する舟足で勝負するつもりだ。