森保ジャパンで主将を務めるDF吉田麻也(34=シャルケ)が、チームが抱える深刻な〝弱点〟を指摘した。

 11月開幕のカタールW杯では1次リーグで強豪のドイツやスペインと対戦する日本。リードを許す展開も予想されるが、そうした状況下での対応について吉田が21日の練習後に言及した。

「これ結構深い問題で、先制された試合で盛り返した試合が少ない。(2019年)アジアカップのカタール戦、(W杯アジア最終)予選のオマーン、サウジアラビア戦。そこが課題で、負けている時にブロックを敷いている所からどこまで前にいくのか、プレスをかけるのかを定めなきゃいけないことは間違いない」。これまで森保ジャパンは逆転勝利がわずか2度で、強敵相手の試合はリードされるとことごとく落としてきた。先制を許すと抵抗できないチームの体質を改善できなければ、強豪相手のW杯で大きな不安となる。

 そのため「そこの話し合いはした。(今回の合宿で?)そう」とさっそく森保監督と〝トップ会談〟で解決策を議論した様子。果たして懸念は解消されるのか。