MF三笘薫(25=ブライトン)が、森保ジャパンの〝共通認識問題〟を改めて強調した。

 三笘は6月のチュニジア戦で0―3と完敗後に「どう攻めていくのか決まりごとを持たないといけない。全員で共有できているかと言われればそうでないところが多い」と異例の苦言を呈し、大きな反響を呼んだ。

 20日の練習後に三笘はこの発言について改めて説明。「批判的に見られるところもあるけど、感じたところは言っていかないといけない。全体の問題点は自分たちも把握した上で改善していきたい。自分たちも客観的に見られていないところもあるので、そういったところの声はしっかりと聞くべき」と〝聞く力〟の重要性を訴えた。

 続けて「もっと流動的に動いていくべきところもある。ただ集まって結果のために頑張るだけでなく、チームとしてやるべきことも増やしていかないといけない」。共通認識を植えつけるべく、今後もチーム内外で発信していく覚悟だ。