元日本代表MF本田圭佑(36)が、スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)に注目した。

 久保は、8日(日本時間9日)に敵地で行われたマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)との欧州リーグ(EL)1次リーグ初戦で先発。ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド擁するイングランドの名門相手に正確なクロスでチャンスをつくり、決勝点となるPK獲得の起点になるなど、格上からもぎ取った1―0の勝利に大きく貢献し、評価を高めた。

 そんな中、本田は一般ユーザーがツイッターにアップした久保のプレーの動画に反応。自身のアカウントで「タケは左でも十分やれてるけど、1:25のシーンのように右の方がいい」と指摘した。これはPK獲得につながった場面。久保が右サイドの深い位置までボールを運んで、マイナスのクロスをペナルティーエリア内やや右にいたMFダビド・シルバへつなぎ、そのシュートが相手のハンドを誘った。

 この試合では本田も及第点を与えた左サイドでも好プレーを披露。すでにトップ下や2トップの一角でプレーしており、幅広い起用に対応できる今季の久保は、カタールW杯を控える森保ジャパンでも存在感を発揮しそうだ。