ドラゴンゲート・8日の後楽園大会で、19日の東京・大田区総合体育館大会で行われるオープン・ザ・ドリームゲート王座戦の前哨戦が行われ、挑戦者のEita(30)が王者の吉岡勇紀(27)をこき下ろした。
試合は同じく19日に行われるオープン・ザ・ツインゲート王座の前哨戦も兼ねた6人タッグ戦として行われたが、Eitaがやりたい放題の展開となった。心身ともに吉岡を追い込むと、最後はフロッグスプラッシュで飛んできたところにヒザを合わせてからNumero Unoで捕獲。ありえない方向に腕をひねり上げてギブアップを奪った。
ゴングが鳴らされても技をすぐには解かず、アイシングの氷水を吉岡にぶっかけたEitaは「ギブアップしちまったな? どういう意味か分かるか? 負けを認めたってことだ」と王者のプライドを踏みにじる。さらに観客席を見回してから「今日の後楽園を見てみろ。全然客が入ってねえじゃねえか。ドラゴンゲートがつまんねえからだ。あともう1つ、吉岡、お前がチャンピオンだからだ。悔しかったら客を入れてみろ!」となじりリングを降りた。
やられ放題となってしまった王者は「ここで立ち止まるわけにはいかない」と唇をかむ。そして「俺が壁をの師超えて見せる。俺が後楽園を…、いやこれからのドラゴンゲートの大会すべてを満席にして見せる!」と誓った。タイトル戦まで約10日。王者は巻き返せるか。