平昌五輪フィギュアスケート女子金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)が、「運がよかっただけ」認定に怒りの猛反発だ。

 ザギトワは23日までに自身のテレグラムに動画を投稿。「『運が良かっただけ』。この言葉は、私自身やフィギュアスケートのキャリアに関連して、何度も耳にしたことがあります。スポーツとは無縁の人たちだけがこのような発言をすると思っていたが、そうではなかった。常に努力がなければ、結果は出ませんし、運もついてこない。スポーツ倫理、ジャーナリズム倫理を常に遵守することが大切だと思います」と怒りを帯びた表情で語った。

 この発言の数日前、ジャーナリストのエレーナ・バイチェホフスカヤ氏が自身のテレグラムで、「ザギトワは運がいい。ある種の内なる怠惰のおかげで、オーバートレーニングによるケガがなかった」となど発言。五輪や世界選手権での優勝は「自身のモチベーションというより、コーチのモチベーションによるもの」などと続け、物議を醸していた。

 自身へ批判を感じ、さすがに黙ってはいられなかった模様。女王様の怒りは簡単には収まりそうもない。