本紙でおなじみの霊能者・山口彩氏と、埼玉県春日部市の「小淵山観音院」尾花冬樹住職が再びタッグを組んだ。1日、観音院でトークイベントを行い、自殺者が増えていることへの警鐘を再び鳴らした。

 山口氏と尾花氏は9月28日発行本紙で「自殺STOP緊急対談」を行い、スピリチュアル面と仏教的観点から自殺防止のため警鐘を鳴らした。この日は山口氏が「気」を込め、尾花氏が祈祷したパワーストーンブレスレットの発売記念イベントでトークショーを開催。参加者から募った質問には、問題になっている「自殺」に関するものがあった。

 芸能界では7月以降、三浦春馬さん(享年30)、芦名星さん(享年36)、藤木孝さん(享年80)、竹内結子さん(享年40)、津野米咲さん(享年29)が相次いで亡くなった。深刻なことに、昨年同期比で減少を続けていた自殺者数が7月から3か月連続で増加している。

 自殺して魂が楽になることは決してない。

 山口氏は「ご遺族から『ずっとそこにとどまっている気がするから魂を(あの世に)上げてほしい』という依頼が来ますが、浄化することはなかなかできません。魂を殺すという意味で、自分を殺すことは他人を殺すことと同じです。ずっとその罪を背負わねばなりません」と話す。

 重要なのは死を選択する人を一人でも減らすこと。「魂と会話すると、自殺は突発的なことが多い。ちょっとずれたらクールダウンできます。だから、つらい時はなぜ死にたいかを一度メモに書き出してほしい。書いたものを読み返し、客観的に見て、冷静になる時間をつくってほしい」と山口氏。

 周囲のケアも大切だ。尾花氏は「親兄弟友人知人、周りの人が注意深く見届け、気になったら話しかける。死を覚悟する人は周りが見えなくなってます。亡くなった後に『あの時、声をかけていれば…』と言ってもどうしようもない。ちょっとした気遣いと心配りがあれば、変わっていきます」と話している。