11回目を迎えた東京マラソン(都庁―東京駅前)が26日に行われ、お笑いタレントで昨年のリオデジャネイロ五輪にカンボジア代表として出場した猫ひろし(39)は2時間30分43秒の好タイムでフィニッシュした。

 スタートラインを通過するまでの時間を引いたネットタイムは2時間30分38秒。一昨年の同大会でマークした自己ベスト、2時間27分48秒(ネット)には及ばなかったが、昨年の2時間32分12秒(同)は上回った。

 レース前にツイッターで「むちゃくちゃしてやる」とつぶやいていた猫は、最初の5キロを17分2秒(同)で入り、35キロまで17分台中盤をキープ。ゴールが東京ビッグサイトだった昨年までは橋を渡るため難関だった終盤が、今年は負担が減るとされたが、35キロから40キロが19分台とペースダウン。それでも2時間30分突破まであと少しで完走。スタート時に9・4度だった気温が14・3度まで上がった中、好タイムを残した。

 猫と“芸能人最速”を争うお笑いコンビ「げんき~ず」の宇野けんたろう(34)も自己ベストとみられる2時間33分30秒(同)でフィニッシュ。レース前にツイッターで「いけるところまでいく」と発信していた通り、序盤から5キロ・17分台を続け、最後の2・195キロの8分24秒は9分10秒の猫を上回った。

 女性芸能人最速といわれるタレント・西谷綾子(30)は昨年の自己記録3時間1分台に及ばなかったが、3時間8分55秒(同)でレースを終えた。

(記録は速報タイム)