人気アイドルグループ「乃木坂46」の齋藤飛鳥(18)が25日、都内でファースト写真集「潮騒」の発売イベントを行った。

 グループ8人目となるソロ写真集は、北海道と沖縄・石垣島で撮影。タイトル「潮騒(しおさい)」については「私は付けた理由は分からないんですけど、三島由紀夫さんの『潮騒』が好きなので、同じタイトルだったのはちょっとうれしかった」と笑顔。ただ、以前の握手会などで多くのファンが潮騒が読めなかったようで「『なんて読むの?』とけっこう聞かれたので、日本が心配になりました」と、この国の行く末を案じるコメントで笑いを誘った。

 人生初のビキニ姿にも挑戦。齋藤は「生まれて初めてビキニを着ました。昔から『なんでビキニがあるんだろう?』って思っていました。『ビキニ 発案者』を調べたら、けっこう歴史があることが分かりました」と独特のコメント。初体験の感想を聞かれると「普段は見せない部分を見せるので、照れくさかったですけど、スタッフさんたちも気を使って水着になってくださった」と感謝した。

 今後もビキニ姿を披露する機会があるかどうか問われると「自分で進んでは…」と尻込み。続けて「抵抗はないといったらうそになるんですけど。そんなに需要がないと思うので、しばらくはいいです」と控えめに語った。

 アイドル界随一の小顔の持ち主で、ファッション誌のレギュラーモデルとしても活躍中。それでも「自分の顔をかわいいと思うことがなくて…。写真集で顔が並んでいるのを見ていると『ああ…』ってなっちゃう。私はネガティブなんです。まだ自分に自信を持てていなくて、ダメですね」と自己分析した。