「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX 2016」(29、31日=さいたまスーパーアリーナ)の大みそか大会に出場するレスリングの元世界女王・山本美憂(42)が26日、息子の山本アーセン(20)と練習を公開した。

 アンディ・ウィン(34=米国)と対戦する美憂は、弟の山本“KID”徳郁(39)が手がけるジム「YSA」(東京・大田区)でシャドーボクシングやスパーリングを公開。軽快な動きを披露して「あとは軽く調整するだけ。相手はスタンドが得意な選手なので、それに付き合わず自分のペースで戦いたい」と笑顔で話した。

 美憂は前回9月のさいたま大会の約1か月前から、ボクシング元WBA世界スーパーライト級王者・平仲明信氏(53)の「平仲ボクシングスクールジム」(沖縄・豊見城市)でトレーニングを積んでいる。大会後も拠点だったカナダ・トロントに戻らず、沖縄に滞在し続けていたという。その理由を美憂はこう明かした。

「沖縄がすごく気に入って、引退するまで沖縄に住もうと思っているんです。トレーニングはもちろんですけど、それ以外の環境もいい。野菜もおいしくて、いろんな種類がある。子供も沖縄の学校に通わせます。今日なんて気温が26度ありましたから。12月なのに!!」

 すでに平仲ジムから車で約30分の場所に住まいを確保していることからも“移住”の本気度がうかがえる。さらには「いつか沖縄で試合したいんですよね。そのために実績をつくって、沖縄の人たちみんなを動員できるようにならないと」と語った。

 将来的な「RIZIN沖縄大会」の開催を目標に掲げた美憂。夢を実現させるためにも、まずは大みそかに総合格闘技初勝利を決めるつもりだ。