14日のゼロワン東京・後楽園ホール大会で行われた世界ヘビー級選手権で、「火祭り」覇者の火野裕士(34)が王者の関本大介(38=大日本プロレス)を破り、至宝をゼロワンに取り戻した。

 ぶちかましタックル、逆水平チョップで意地のぶつかり合い。投げっぱなしジャーマン、おきて破りのファッキン・ボムを耐えた火野は王者の得意技・原爆固めでマットに沈めた。

 試合後のリング上では「(千葉を襲った)台風(15号)でえらいことになった。被害者の一人(自宅が停電)だが、元の生活に戻ってないところもある。SNSで流したら(自身が経営する)ジムに必要な物が届いた。皆さん、ありがとうございます」とあいさつ。前日13日は館山に支援物資を届けに行ったという。

 クリス・ヴァイス(34)が挑戦をアピールしてきたが「断る理由はない」と受諾。支援してくれたファンのためにも、新王者は「(ベルトは)重みがあるね。大事にせなあかんね」と長期政権を誓った。