千葉テレビ放送「高校野球ダイジェスト」の新キャスターに、市立船橋高出身で元巨人の林昌範氏(35)が就任することが決まった。

 同番組のキャスターはここ5年、元高校球児の俳優・伊藤毅(34)が務めており、テレビ朝日系「アメトーーク!」の「高校野球大好き芸人」に2年連続で出演するなど〝全国区〟になりつつあったが、気になるのは伊藤が降板した経緯だ。

 というのも昨年の「アメトーーク!」では、同じ出演者の「アンジャッシュ」渡部建(46)から「オレは千葉テレビで番組を持ってるのに、なぜオレには声がかからないのか」などと、伊藤をうらやむ発言が飛び出していたからだ。

 今回、時を同じくして千葉テレビの高校野球応援番組「ガチファン」で、MCを務めていた元高校球児のお笑い芸人・トミドコロ(37)の降板も決定。その後任に渡部の〝舎弟〟で高校野球芸人としても知られる、いけだてつや(36)の就任が決まったことから「渡部が暗躍したのでは?」の疑惑が浮上している。

 千葉テレビ関係者は「昨年のアメトーークの渡部さんの発言は把握しています」としながらも、今回の降板劇に〝渡部の圧力〟があったことについては否定。千葉テレビでは2004年10月にスタートした「白黒アンジャッシュ」が今年で15年目を迎えるなど、確かに渡部との関係は深いが…。

 夏の甲子園大会を前に、高校野球芸人たちのイス取りゲームも激しさを増してきたようだ。