東京・新橋にあるピンサロ店の経営者らが14日、警視庁に電波法違反(無許可の無線局開設)の容疑で逮捕された。店の従業員が連絡用に無許可で無線を使っていたという。風俗店と電波法は、一見つながりがなさそうだが、最近もキャバクラ店が同容疑で摘発されたばかり。風俗情報誌「俺の旅」(ミリオン出版)の生駒明編集長は「いい店なのにもったいない。こじつけもいいところですよ」と容疑に驚いている。
逮捕されたのは「CLUB Tiara」の経営者A(55)と、「新橋女学園」の経営者B(48)の2人。逮捕容疑は13日、従業員に携帯無線機を持たせ、違法に無線局を開設したというもの。A容疑者は容疑を否認しているが、B容疑者は認めている。
この2店はピンサロで、同じグループが経営する姉妹店。無線を使って、客引き案内や警察による取り締まりの情報を共有していた。携帯電話は基本的に1対1でしか会話できないが、無線は同時に複数人と会話できる。無許可で無線を使わないといけないほど警察の摘発を恐れていたということは、何か違法なわいせつ行為でもあったのか。
生駒氏は「私はTiaraに通っていましたが、違法なプレーなんてないですよ。キャバクラ嬢のようなかわいい子が多く、いい店でしたね。もったいない。それにしても電波法なんて警察もこじつけもいいところですよ」と摘発を残念がる。
確かに電波法とは珍しい。趣味としてよく聞くアマチュア無線でも、国家資格と許可がいる。消防や救急の無線に影響が出かねないので、総務省が無許可無線には厳しいのだ。
警察関係者は「6月初めごろにキャバクラの客引きが電波法違反で逮捕されています。客を店内に案内する際に使用していたのですが、アマチュア無線のマニアから『混線する』と総務省に情報提供があり発覚しました」と明かす。思わぬところからばれている。
今回の件でも総務省関東総合通信局が警視庁と合同で取り締まりを実施し、逮捕に至った。ピンサロ店のやりとりが、混線していたのかもしれない。
2020年の東京五輪・パラリンピックを前に警察が歓楽街を摘発するのでは?と恐れられている矢先の出来事。電波法も摘発のきっかけになりうるわけだ。
生駒氏は「そうなんですけど、今、都内ではピンサロが増えています。ヘルスより新規開店しやすいのです。オープン記念で行列ができるほど客も多い。吉原でもオーナーを変えて再オープンした店があるし、おびえているだけではないんですよ」と話す。
無線が便利なのは事実で、店が増えれば利用してしまう関係者が現れかねない。電波法での摘発も多くなりそうだ。
“健全”な名店だったのに…電波法違反でピンサロ2店摘発
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