全国各地で「火球」騒ぎが起こった新年早々、本紙は未確認飛行物体の近影を極秘入手した。昨年12月18日午後5時過ぎ、東京・西新宿の上空をUFOとみられる謎の物体がホバリングしていたとの衝撃情報をキャッチ。なぜ平成最後の年末に、大都会のド真ん中で――。専門家はこの物体を「UFO」と分析し、今春にグループを卒業する「HKT48」指原莉乃(26)の“追っかけ説”を鋭く指摘した。

「最初は星かなと思ったが…」

 昨年12月18日午後5時過ぎ、都内在住の男性が乱立する超高層ビル群を見上げると、すっかり日が暮れたヒルトン東京(新宿区)方面の上空に怪しげな光を放つミョ~な物体が浮かんでいた。

「星にしては位置が低い。光の点に見えたので携帯で撮ってみた」

 スマホのシャッターボタンを押してもう一度上空を見やると、物体はスッと消えた。しかし、携帯の写メは光を発するそれを確かにとらえていた――「こ、これは…UFOでは!?」。

 男性によれば、UFOとみられる物体は発光しながら浮遊せずにホバリングし、1分ほどで消えたという。

 平成最後の年末の宵に、大都会へ襲来した物体は何なのか、そして目的は…。オカルト研究家・山口敏太郎氏は「日本の政界や芸能界で異変が起きる歴史の分岐点に、UFOが出現すると言われている」と指摘する。その上で、撮影された昨年12月18日の直近で「何か異変があったのではと推理した」と言う。分析と熟考を重ねた上で導き出した答えが、UFOが「AKB48」グループの“女帝”を追いかけ、西新宿の上空に出没したのではないか――という説だ。

 指原はその3日前の同15日、HKTの卒業と、卒業コンサートの開催(4月28日、横浜スタジアム)を発表している。まさに、世間が仰天し、アイドル界の“ヤマ”が動く分岐点だった。

 指原は2012年に熱愛スキャンダルが報じられたことで、HKT48へ移籍。そこで実力を存分に発揮し、翌13年のAKB選抜総選挙で初の女王の座を射止めると、15年から17年まで史上初の3連覇の偉業を達成した。「それだけではない。他のアイドルグループやタレントらとの懸け橋になり、AKBグループがバラエティー番組に多く出演できるようになった礎を作った」(芸能関係者)

 そんな日本のトップアイドルだけにUFOも注目していたのだろうか?

 意外にも指原はUFOと接点がある。11年10月には、「ピンク・レディー」のヒット曲「UFO」の衣装に挑戦。あのシルバーのラメのコスチュームを着た指原の姿を元「NGT48」北原里英(27)がブログで公開した。さらに「指原さんは、焼きそば『UFO』に納豆を入れる『納豆UFO』を好物とするなど、隠れUFOマニアだ」(山口氏)。

 また、同氏は「UFOが新宿上空に現れたのも意味深。HKTファンなら知っているが、指原さんは一時期、新宿に住んでいたとされる」と補足する。

 山口氏の見立てでは、指原の脱退は芸能界にとどまらず、はるかかなたの大気圏にも“変動”を起こし、UFOの襲来を招いた――というわけだ。「彼女の卒業は、宇宙からも注目される一大ビッグニュースである」(同氏)

 超常現象は新年早々、起きた。3日未明、大阪・羽曳野市、京都市、奈良市、山口・岩国市など西日本を中心に、光を放ちながら落下する物体が相次いで目撃された。ネット上では「閃光がすごかった」「衝撃音もした」と投稿が殺到。民放各局だけではなく、NHKも報道した。

 小惑星のカケラが落下して光り輝いて見える「火球」と考えられており、国立天文台の山岡均准教授は「火球で音がするケースは年に数回と珍しい。通常は大気中で蒸発してしまうが、地表まで届いた可能性もある」と指摘している。

 西日本を中心に目撃情報が相次いだ「火球」と違い、指原は西新宿のUFOと遭遇できず“フライングゲット”はならなかった。それでも、HKTを卒業した後もきっと銀河級の活躍をしてくれるはずだ。