立川競輪開設64周年記念(GⅢ・鳳凰賞典レース)は7日、最終日を開催した。決勝は昨年から大ブレーク中の原田研太朗(25)がまくり追い込みでうれしい記念初優勝をつかみ取った。決勝は埼京2段駆けを脇本雄太(26)が9番手からまくり迫る展開。平原康多(33)の番手まくりを脇本がとらえる外を原田が抜け出した。

 原田は「まさか勝てるとは思っていなかった。今年の目標が記念の優勝だったので、達成しちゃった」と初々しさを見せていた。原田は昨年来の大ブレークが続いており、今年12月30日に立川競輪場で争われる「KEIRINグランプリ2016」(GP)の出場も期待がかかる。