【モー娘。石田亜佑美&工藤遥インタビュー(3)】——工藤さんは、うまくボケられる石田さんがうらやましい? 

 工藤遥:そうですね。才能だと思います! でも、その姿を見て「もっと、私がうまくいかして(大きな笑いにして)あげられる方法があるかも」と思う時もあるんです。だから、私がもっとしっかりしなきゃなって思います。

 石田亜佑美:でも、私たちもこんなこと考えるようになったんだね。

 工藤:本当、考えることが変わった! 最初は「どっちが仕切るか」みたいな感じだったのに(笑い)。

 ——かつてはどちらが仕切るかを争っていた
 
 石田:そうなんです。イベントとかでも、マネジャーさんが「誰が司会やる?」って聞いてきたら、みんなが率先して「やります!」って。私は、グループに加入した時、自分のことを真面目だと思っていたので「仕切りに向いている」と。いま考えると、そんなこと全然なかったんですけど(笑い)。最近はトークの時、ふざけているほうが楽で、素の自分が出ているなと。昔はいきがっていましたね(笑い)。
 
 工藤:私はいまでも変わらないかも。多分、私は自分のペースで物事を進めたいのかな。
 
 石田:私は司会をやれば目立てるって思ってた(笑い)。
 
 工藤:私はそういうほうより、仕切りたいっていう気持ちのほうが強いかなぁ…。

 ——じゃあ、グループで1番のツッコミ役は工藤さん
 
 石田:いや、そうでもないです。
 
 工藤:うん、そうでもないね。
 
 石田:いわゆるツッコミ役の人がいないよね。

 ——じゃあ、みんなボケ倒しで、収拾する人がいないんですか
 
 石田:そうですね。なんか、ツッコミの方って頭がいいイメージがあって…。そういう人がいないかも(笑い)。
 
 工藤:そうだね。頭がいい人いないかも(笑い)。

 ——なるほど…。話変えましょうか(汗)。12期メンバーはどうですか
 
 工藤:私は12期の感じが、10期にちょっと似ているなって思ったことがあって。牧野ちゃんは私に似てるかなって。「自分がやらなきゃいけない」っていう感じですね。

 石田:あー分かるかも。
 
 工藤:羽賀ちゃんはまーちゃんに似ているかも。怒られると、人に対して「一枚壁を張る感じ」が。急にバリアを張る感じが似てるな〜って。
 
 石田:(笑い)
 
 工藤:で、野中ちゃんとあゆみんが似ている感じですかね。10期が加入したころに似ているなって。でも、私たちも、それからすごく変化したので、多分、12期も落ち着いてくるんじゃないかなと。昔はちょっとしたことでケンカとかもしてたし。
 
 石田:私は逆に9期さんに似ていると思ってたんだよね。
 
 工藤:うっそ!
 
 石田:10期は「10期みんなで頑張ろう」みたいな感じだったんですけど、9期さんは、個人個人で頑張っているイメージがあって。で、12期も割とそんな感じかなーと。でも羽賀ちゃんはまだ、最年少なので、甘えたい感じもあるかも。
 
 工藤:全然、見方違うね〜。
 
 石田:多分、楽屋ではくどぅーの見方が当たっていて、リハーサルとかは私の見方かな〜。
 
 工藤:それ分かるかも。実はリハの時、私が1回、12期を怒ったことがあるんです。それで4人で話し合いをしていた所を見ていたんですけど、結構ライバル意識むき出しな感じだったんです。それでバラバラになるのが怖いなと思ってたんですけど、最近はそうでもない感じで、まとまってるので良かったなと。(続く)

【モー娘。石田亜佑美&工藤遥インタビュー(1)】脱・道重で勝負

【モー娘。石田亜佑美&工藤遥インタビュー(2)】「弁当問題」勃発!?

【モー娘。石田亜佑美&工藤遥インタビュー(4)】先輩に毒を吐ければ!