とんでもない才能だ。全米の有望選手が集結する「エリア・コード・ベースボールゲームズ」がカリフォルニア州で開催され、16歳の高校生右腕が「100マイル(約161キロ)」を叩き出して大きな注目を集めている。

 すさまじい剛速球を投げ込んだのはストライカー・ペンス投手で、アストロズやジャイアンツなどでプレーし、オールスターにも4度出場した元外野手、ハンター・ペンス氏(42)の甥に当たる。現在は同州のサンディエゴ高校に通い、未来のメジャーリーガー候補として2028年のMLBドラフトでは目玉の一人となりそうな怪物だ。

 剛腕が登板したのは7日(同8日)で現地では選手の発掘や評価、スカウティング情報を提供する「プレップ・ベースボール・リポート」のシューター・ハント氏が動画とともにXに投稿。ハント氏も元投手として08年にツインズから1巡目で補足指名されている。

 そんな〝プロの目〟から見た分析では「単に圧倒的な腕力だけでなく、全てを駆使している。エリート級の戦術で、まだ(おそろしいほどの)ポテンシャルを秘めている」という。まさに超高校級で当然のように「球場を静まり返らせた」と描写された。

 米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」も8日(同9日)、「パイレーツのスター選手、ポール・スキーンズをほうふつとさせる」と昨年新人王の怪物右腕をダブらせ「ペンスが健康を維持し、さらに成長を続けられれば可能性は無限大だ」と伝えている。今後、どんな大物になっていくのか見ものだ。