藤井五段 羽生竜王に公式戦初対局で勝利「難しい将棋でした」

2018年02月17日 13時09分

羽生竜王(左)を破り決勝に進んだ藤井五段

 第11回朝日杯将棋オープン戦の準決勝(17日、東京・朝日ホール)で、藤井聡太五段(15)が羽生善治竜王(47)を119手で下し、決勝に駒を進めた。

 本気の羽生竜王に藤井五段が勝った。将棋は中盤から激しいねじり合い。解説の佐藤天彦名人が「まるでラリーのよう」というほど、激しい応酬が続いた。コンピューターソフトの評価値もほぼ互角という緊迫した戦いが続いた。

 しかし、持ち時間を使いきり、1分将棋になると、藤井五段が終盤力を発揮。最後は角切りから、羽生玉をおびき出し、鮮やかに寄せ切った。

 公式戦初対局で羽生竜王を破った藤井五段は「全力を尽くして勝ったのでうれしい。ずっと難しい将棋でした」と緊張した面持ちで喜びを語った。

 藤井五段は中学生棋士初の棋戦優勝と六段昇格を懸け、決勝で広瀬章人八段と対局する。