旗揚げ公演・秋元康氏プロデュース「劇団4ドル50セント」が目指す未来

2018年02月09日 16時30分

主演の糸原美波

 秋元康氏(59)がプロデュースする「劇団4ドル50セント」の旗揚げ本公演「新しき国」が8日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで初日を迎え、舞台の前にキャスト30人が囲み取材を受けた。

 同劇団は5000人の応募から選ばれた16歳から27歳までの女性20人、男性10人の計30人、9割が演技未経験のフレッシュな面々で構成される。本公演のメインキャストは30人の中からオーディションで8人が選出。主演の糸原美波(21)は「やっと旗揚げ公演。すごく緊張しているんですけど、一生懸命、精一杯演じられたらと思います」と意気込んだ。

 稽古場を訪れた秋元氏からは「もっと味が欲しい。人としての味が全然足りない」と厳しい指摘を受けたことを明かし、「一人ひとり、個性あふれる味を出したい」と力を込めた。

 メインキャスト8人から漏れた隅田杏花(21)は、選ばれなかった悔しさを口にし、思わず涙を見せると、糸原は「主演と聞いた時はすごく責任を感じて。落ちた子たちの誰が主役でもおかしくなかった」と号泣した。

 劇団関係者は「秋元さんのプロデュースといえば、AKB48グループが成功し、最近でも“坂道グループ”乃木坂46と欅坂46がブレーク。そんな秋元さんが初めて劇団を手掛けるということで、注目度はピカイチです。旗揚げ公演にも多くの報道陣が詰め掛け、劇団員たちは『必ず成功させなければ!』と気合が入っている」と明かす。

 主演の糸原もかつて本紙に「失敗できませんよね…。それは本当に思っています」と気を引き締め「ちゃんと地に足がついた実力派のお芝居で、何か感動を与えられたり、誰かの人生の希望になれるような劇団にしていきたい」と誓っていた。

“いまだかつて見たこともない旗揚げ公演”を要求されているという糸原たち。重圧を乗り越え、「劇団4ドル50セント」の名を演劇界に知らしめることができるか。