【ブルーリボン】新垣結衣 予期せぬ受賞に「なまはげの言葉通りになった」

2018年02月08日 18時30分

受賞を喜ぶ新垣結衣

 東京映画記者会(東京スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第60回ブルーリボン賞」の授賞式が8日、東京・千代田区のイイノホールで行われ、“ガッキー”こと新垣結衣(29)が、卓球映画「ミックス。」で主演女優賞を受賞した。

「10年前に新人賞(『恋空』など)をいただいて、二度とこの舞台に立つことはないだろうと勝手に思っていました。今回の受賞は予想もしていないことで驚いています」とあいさつした新垣は「10年間何をしていたかと考えて思い出したのが、20代前半の時に秋田料理の店に行った時のことです」と当時を振り返った。

「その店は時間になると、なまはげのショーがありました。なまはげは私のことを知っていたらしく、私たちの席に座ると『昔、貧しくて病院に行けない人がいた時代、体を悪くしたらどこに行ったと思う? 劇場に行って笑ったり泣いたり感動したり、それで元気になった。君はそういう仕事をしているんだから頑張れ』と言ってくれたんです」

 新垣は時々、そのなまはげの言葉を思い出すそうで「今回の作品は皆さんに元気を与えられたのではという実感があった。なまはげの言葉通りになって受賞できたのかな」と笑みを浮かべた。

 これには司会の大竹しのぶも同調。「以前、ギリシャのアテネにある世界一古い劇場に行くと、ガイドに『ここは病院だった。この人には喜劇を、この人には悲劇を、それでだめだったらメスを』と説明された。私も同じようにそういう仕事をしているんだと思った」と語った。

 一昨年には連続ドラマ「逃げる恥だが役に立つ」で踊った“恋ダンス”が社会現象になった。だが、新垣は「自分には実感があまりない。やることはまずやらねばとか、役や仕事のおかげで(かわいいと)言ってもらえると思っている」と、ブレークを冷静に受け止めている。また「休みは家で深夜1時くらいからお酒を飲んで音楽を聴いて寝るのが好き。早朝に撮影がある時はがんばって早く休むけど」と明かし、私生活でもマイペースを貫く。

 そんな新垣に大竹は「映画界を繁栄させるには、新垣さんのような人が盛り立ててくれないと」とエールを送った。