富岡八幡宮 殺人事件で初詣客は減ったが豆まき大盛況のワケ

2018年02月05日 16時30分

テリー氏(右)、嘉門タツオ(中)らの登場で盛り上がった富岡八幡宮の豆まき

 節分の3日は各所で豆まき行事が行われ、昨年12月に宮司の富岡長子さん(58)が元宮司の弟に殺害された事件があった富岡八幡宮(東京都江東区)でもタレントで演出家のテリー伊藤氏(68)や俳優の石倉三郎(71)らが参加した。

 宮司が日本刀で殺害されるという凄惨な事件が起き、正月三が日の初詣客は昨年の約5万人から約3万5000人と3割も減った。三が日に続く、大イベントの節分豆まきの人出も減少が予想されていたが、境内は入場規制が敷かれるほどの大盛況。豆まきには俳優の大和田伸也(70)・健介(27)親子、シンガー・ソングライターの嘉門タツオ(58)、歌手の岩崎良美(56)、タレントのオスマン・サンコン(68)ら常連組を中心にステージから福豆をまいた。

 長子さんと親交があったテリー氏は「お客さんは昨年より多いくらい。逆にこういうことがあったから気合が入っちゃった」と笑みを見せた。

 これだけのにぎわいとなったのは、今年は大安かつ土曜日だったこともあるが、富岡八幡宮では「富くじ」が人気とあって、集客の目玉となっている。ハワイ旅行や国内旅行、その他景品が大盤振る舞いとあって、5000枚のくじはあっという間になくなった。

 いまだ後継者問題は決着していないが、次の大イベントとなる江戸三大祭りの一つである8月例大祭「深川八幡祭り」も行われる予定で、徐々に事件は風化していくのだろうか。