【シンクロ】井村雅代監督の愛のムチ「灰になるまでやる覚悟」

2016年08月23日 10時00分

井村監督(中)はデュエットで銅に輝いた乾、三井ペアと歓喜のハグ

【リオ五輪・日本指導者のメダル秘話:シンクロナイズドスイミング】前回ロンドン五輪でメダルゼロと惨敗した軍団を立て直し、デュエットとチームで計2個の銅メダルをもたらしたのは「灰になるまでやる覚悟」(日本水泳連盟幹部)という井村雅代監督(66)のすさまじい情熱だった。

 弱かろうと流儀も一切、曲げなかった。正月の初詣は「私は神様にも『勝たせてください』とかお願いはしないんです。私はお願いするよりも『自分が頑張るから見といてくれ』ですね。そう言いました」(井村氏)。己の手腕のみを信じ、愛情あるムチを振るい続けた結果の涙のフィナーレだった。