【レスリング】涙の銀・吉田沙保里「30年間、自分でもよく頑張ったと思う」

2016年08月19日 16時00分

初めて銀メダルを首にかけた吉田は表彰台で号泣

【ブラジル・リオデジャネイロ18日(日本時間19日)発】レスリング女子53キロ級決勝で吉田沙保里(33)はヘレン・マルーリス(24=米国)に1―4の判定で敗れて銀メダルに終わった。

 ――今の気持ちを

 吉田:金メダル取りたかったけど、最後の最後で負けてしまって悔しい。いろいろな人に金メダル見せると約束したのに…。日本の選手団の主将としても役目を果たせなかった。

 ――この4年間を振り返って

 吉田:いろんなことがありました。自分は引退と思わず、リオに向けてやってきた。4連覇したかったからです。でも、最後の最後にできずに終わってしまった。

 ――亡くなったお父さん(栄勝さん)には

 吉田:「金メダル取れなくてごめんね」と言いたい。きっと「ご苦労さん」と最初は言ってくれると思うが、「勝って終わるのと、負けて終わるのは違うよ」と言っていたので怒られるかもしれません。

 ――お母さんには

 吉田:「ごめんね」と言ったら「ここまで連れてきてくれてありがとう」と言ってくれました。

 ――自分を褒めてもいいのでは

 吉田:30年間、ここまでやってきたのは自分でもよく頑張ったと思う。ただ(伊調)馨が4連覇して、うらやましくて。「一緒に4連覇しよう」と言い合っていたから悔しい。

 ――前日に3人が金メダルを取ってプレッシャーはあったか

 吉田:いや、3人が金メダル取ってくれて「私も取ろう」と前向きにとらえていた。