【テニス】錦織「上まで行きたい」 今夜「金」出陣

2016年08月06日 11時43分

マリーと並んで練習する錦織

【ブラジル・リオデジャネイロ5日(日本時間6日)発】男女合わせて6選手が出場するテニスはエースの錦織がプレーだけではなく、精神面でも日本代表を支えている。

 

 午後に開会式を控えた5日の練習では前回ロンドン五輪金メダリストのアンディ・マリー(29=英国)らと同じコートで調整。試合さながらのラリーを見せるなど、球足が遅いとされるコートの感触を確かめた。

 

 この日は取材エリアを通ることなく会場を後にしたが、女子3人は取材に対応。シングルスの日比野菜緒(21=ルルルン)は前夜、チームでミーティングをしたことを明かし「錦織選手から『自分も初めての五輪ではすごく緊張した。必ず緊張はするから心の準備をしておいた方がいい』とアドバイスがありました」

 

 当初はダニエル太郎(23=エイブル)がミーティングを締めくくる最後の言葉を発する予定だったが「なんとなく流れで」(日比野)、錦織もそれに加わったという。金メダル獲得へ向けた自身の戦いとともに、仲間をサポートするまとめ役も買って出た格好だ。

 

 アルベルト・ラモス(28=スペイン)と激突する1回戦は、いきなり大会第2日(6日深夜)にセンターコートの第1試合を予定。開幕に向け、日本オリンピック委員会を通じて「フェデラー、バブリンカが出ないのは寂しい部分もありますが、このチャンスを生かして上まで行きたいです。金メダルを狙って頑張ります」とコメント。テニスでは日本人96年ぶりのメダル、さらに初の金メダルへチームとともに突き進む。