エンゼルス・大谷 今季初代打で苦手の左腕からバットを折りながらも右前打

2020年09月01日 08時44分

大谷翔平(ロイター=USA TODAY)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は31日(日本時間1日)の本拠地エンゼル・スタジアムでのマリナーズ戦で今季初めて代打で出場し、バットを折られながら右前打を放ち、1打数1安打だった。チームは1―2で敗れた。

 1―2の9回先頭、ベンブームの代打で登場。マウンドは先発の左腕ゴンザレスだ。初球、88マイル(約142キロ)の内角シンカーにバットは空を切った。2球目も内角高めの88マイルのツーシームで、さらに厳しく食い込んできたところをフルスイング。バットを真っ二つに折られながら、右前に運んだ。

 大谷にとっては価値ある1安打だ。代打で今季初安打に加え、苦手の左腕を攻略した。今季の対左腕は試合前まで33打数3安打、打率9分1厘とほとんど打てていなかった。当たりはどん詰まりだったが、満足だろう。

 マドン監督は苦手の左腕相手に今季初めて代打で起用したことについて「大谷が一番のオプションだと思ったんだ。確かに対戦成績はあまり良くなかったけど、ベンチを見た時に、大谷の能力こそが今のタイミングで出すのにふさわしいと思った」と説明した。

 続くシモンズも中前打。長打が出ればサヨナラの場面で打席に2番トラウト。しかし、初球を強振すると打球は三直。大谷は戻れず併殺となった。続くレンドンが四球で歩いたが、最後はプホルスが遊飛に倒れ、一歩及ばなかった。