日本代表・森保監督 J1の〝10代ゴールキーパー旋風〟を歓迎

2020年07月28日 21時02分

日本代表・森保一監督

 日本代表と東京五輪代表を兼任する森保一監督(51)が28日にウェブ上で取材に応じ、J1で吹き荒れる〝10代GK旋風〟を絶賛した。

 新型コロナウイルスの影響による中断から7月に再開したJ1では、仙台でGK小畑裕馬が18歳にして守護神に抜てきされ、清水でもGK梅田透吾(20)が誕生日を迎える前の19歳でレギュラーの座をつかんだ。経験がものを言い、一般的に他のポジションと比べてレギュラー奪取まで時間がかかるとされるGKで10代の活躍は画期的な出来事だ。

 森保監督は「若く経験の浅いGKがJリーグの舞台でスタメンから出るのは本当に難しい。本人たちの普段の努力があって練習から実力を見せているからこそ起用されているが、なかなか公式戦で若い選手を使うのは勇気のある決断。監督は勇気を持った決断だ」と本人の実力もさることながら監督の手腕にも賛辞を贈った。

「湘南もGK谷(晃生=19)が出ているし、今年の過密日程で経験の浅い選手、若い選手の起用が全体的に多くなっている。若い選手にとっては非常にチャンスのあるシーズン」と若手の台頭は新型コロナ禍で戦う今季の特長と分析。さらに「チャンスをもらった選手がみんないいパフォーマンスを見せている。若手が出てくることによってベテランも刺激を受けて、そこには『絶対負けない』という意識を持ってプレーしている。いい切磋琢磨した状況が見られる」と相乗効果を指摘した。

 指揮官が望むのは、若手抜てきが非常時だけにとどまらないこと。「通常のシーズンでも、こういう光景が普通になれば日本のサッカー全体のレベルアップ、盛り上がりが広がっていく」と今後の潮流になって継続していくことに期待を寄せた。