オリックス・山本由伸 東京五輪よりもシーズンファースト

2020年02月14日 16時30分

山本由伸

【核心直撃】昨季、防御率1・95でパ・リーグの最優秀防御率のタイトルを獲得したオリックス・山本由伸(21)。シーズン後の「プレミア12」でもチーム最年少の日本代表として活躍、日本の優勝に貢献した。今やメジャーも注目する若き右腕は今季、さらなるレベルアップを図っている。東京五輪やメジャーへの思いを含め、直撃した。

 ――今キャンプのテーマは

 山本 やはりまずはしっかり自分のコンディションを整えていくことです。長いシーズンを戦い抜くためのコンディショニング。そこを一番に考えています。

 ――今季は東京五輪が開催される。五輪への思いは

 山本 正直、オリンピックよりもまずはシーズンをしっかり戦いたい。それが結果的にオリンピックにつながればいいかな、とは思っています。

 ――五輪の影響で今シーズンは開幕が早まる。影響は

 山本 オリンピックがあるからといって、そこに向けて調整はしません。まずは自分の状態を上げないといけませんから。シーズン開幕に向けて焦らずしっかりと準備していきたいです。

 ――投球における縦方向の「奥行き」を使う練習をしているそうだ

 山本 そうです。投球の幅を今以上に広げたいからです。まだ全然できていないので何とも言えません。というか、これまでの投球では、奥行きや投球テンポ、間(ま)だったりをまったく使えていなかった。だから投球の幅を広げるためにも、チェンジアップを使って少しずつ(奥行きを使った投球を)やっていこうかなと。だから手応えとかよりは…何もないのが現状です。

 ――使いこなせば、さらに高いレベルの投球が可能になる

 山本 まだできていませんが、そうなればいいと思っています。

 ――プレミア12での活躍を受け、メジャーも注目している。将来的にメジャーに挑戦したいという気持ちは出てきたか

 山本 それは…どうでしょうね。秘密です(笑い)。

 ――プレミア12で自身の投球に手応えをつかんだという実感は

 山本 う~ん。それも難しいというか、分からないです。でも、今の僕の気持ちの中は、
まずはチーム(オリックス)。「チームのために」という思いが強いので。先のことはわかりません。

 ――では、今季の具体的な目標は

 山本 チームに常に勝利を持ってくるというか、チームを勝たせる投手になりたい。その意味で考えると勝ち星の数を増やすことでしょうね。一つでも自分が多く勝てば、チームの浮上につながると思うので。だからこそ、今年は勝ち星の数にこだわっていきたい。

 ――自信はある

 山本 頑張ります。