藤原竜也 小学6年生役に「違和感ない」鈴木亮平は「ここまできたか」

2019年10月03日 18時13分

アウトレイジなポーズを決める藤原(左)と鈴木

 俳優・藤原竜也(37)、鈴木亮平(36)が3日、東京・渋谷の新国立劇場 中劇場で、新作舞台「渦が森団地の眠れない子たち」(作・演出=蓬莱竜太、同所で4~20日まで)の公開ゲネプロを行った。

 2人は10年ぶりの共演。同じ団地に住む親友だったものの、仲たがいしてしまう小学6年生役を演じる。役柄は蓬莱氏があてがきして書き下ろしたもので、全くの新作だ。

 藤原は「役柄を聞いた時は驚いたが、常に子供心を持っているからか、小学6年生を演じても、なんら違和感がない。ただ、こういう元気いっぱいの役なので節々が痛い。子供って無邪気ですごくパワーがあって残酷。パワーがありすぎるので、演じると疲れるな。シェークスピアをやる時と同じくらい」とコメント。

 一方の鈴木は「乱闘シーンはあざだらけになる。子供の世界にもパワーバランスがあって、本能が出る分、戦国時代みたいな部分がある。僕らは“団地大河ドラマ”と呼んでいる。中学生までは演じたことがあるが、小学生とは、ここまできたかという感じ。残すは幼稚園児と赤ちゃんだけ。近所の小学生を観察してみると、あんなにいつも全力なんだとか、パンツのポジションをこう直すんだとか、発見することが多かった。僕はおやじが半ズボンは健康にいいという考えだったので、いつも短いズボンをはいていた」と語った。

 続けて「竜也君は稽古場でワーッと嵐を巻き起こして面白いことを見つけるタイプ。僕は一つずつ細かいことを積み重ねていくタイプ。それがぶつかった時の化学反応が面白い。本番では何をやってくるかわからないので、必死に受け止めようと思う。竜也君は日頃からほぼ小学生だが、優しいところもあって、カゼの時にいろいろ差し入れしてくれた」と藤原をフォローした。

 ところで、藤原といえば10代のころに渋谷でも有名な美少年として有名だったというモテ男。だが、「小学生の時はサッカーや野球に夢中で、モテるなんて考えなかった」とか。鈴木は「初恋はまだ心の傷になっているので、初恋の子の名前は言えない」と苦い思い出があるようだ。

 また、蓬莱氏は「いたずら好きで、全然言うことを聞かない竜也君の子供っぽい魅力を思い切り出したいと思った。彼は基本、蜷川さんしか演出家はいないと思っているから」と明かし、藤原は苦笑しきりだった。

 ほかの公演日程は鳥栖(鳥栖市民文化会館)=26、27日、大阪(森ノ宮ピロティホール)=29、30日、名古屋(御園座)=11月1~4日、広島(JMSアステールプラザ)=11月7、8日、仙台(多賀城市民会館)=11月16、17日。