言葉の旅人
日本語、英語、フランス語を追いかける…猫語の達人!
フランス語ではないフランス語
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ダンデライオンはタンポポのことで、それがフランス語から英語化したものであり、フランス語ではライオンの歯という意味、タンポポの葉の形状から名がついたと先日、ここで書いたが、英国のサイトを探訪してみると、植物学の複数のサイトでそのようなことを説いているから、まず間違いではなさそうだ。フランスではタンポポの葉は食用だから、ヨーロッパでは葉の形状が命名のもとになったと推測される。
日本ではタンポポといえば黄色い花か、白くて丸い綿状の種子が真っ先にイメージされるのではないだろうか。国が違えばイメージも違うものだ。
そして、そのダンデライオンという名前は、英国のサイトなどによれば、オールドフレンチ(古いフランス語)という注釈がついている。今はフランス語ではタンポポを「ピサンリ=寝小便」(口語では実際にはピソンリと聞こえる)という。タンポポの葉は利尿作用があることからそう呼ばれている。
このようにフランス語なのに現代のフランスではそうは言わない、というのも面白いもの。同じような種類の言葉に「アンコール」がある。
コンサートに行って、全曲が終了しても観客は席を立たず拍手を送り、追加再演を求める。それは当たり前の光景。その追加再演を日本では普通「アンコール」という。ほかに言葉が見つからないくらいアンコールという言葉が定着している。英語圏も同じらしい。いわばおまけのアンコールもコンサートの一部に入っているとさえ思える。アンコールで演奏されるのを楽しみに行くという人も多いと思う。
その「アンコール」はもとはといえば、まぎれもなくフランス語だ。大学生なら第二外国語でフランス語を取る人もいるだろうから意味は分かっている人が多いと思う。アンコール(encore)は英語の「again」(アゲイン)に相当し「もう一度」という意味から、もう一度演奏するとなり、まさに「アンコール!」だ。
では、フランスのパリなどへ行って、コンサートで演奏が終了したあと、観客は「アンコール」と叫ぶだろうか。そうは言わないから面白い。「Bis!」(ビス)というのだ。アンコールと叫ぶ人がいるかもしれないが、それは日本人などの外国人に違いない。
アンコールはフランス以外で使われるフランス語、いや、英語であるといったほうがいいかもしれない。いやいや、もはや日本語になってもいる。ダンデライオンと同じように、フランス語ではないフランス語だ。
日本ではタンポポといえば黄色い花か、白くて丸い綿状の種子が真っ先にイメージされるのではないだろうか。国が違えばイメージも違うものだ。
そして、そのダンデライオンという名前は、英国のサイトなどによれば、オールドフレンチ(古いフランス語)という注釈がついている。今はフランス語ではタンポポを「ピサンリ=寝小便」(口語では実際にはピソンリと聞こえる)という。タンポポの葉は利尿作用があることからそう呼ばれている。
このようにフランス語なのに現代のフランスではそうは言わない、というのも面白いもの。同じような種類の言葉に「アンコール」がある。
コンサートに行って、全曲が終了しても観客は席を立たず拍手を送り、追加再演を求める。それは当たり前の光景。その追加再演を日本では普通「アンコール」という。ほかに言葉が見つからないくらいアンコールという言葉が定着している。英語圏も同じらしい。いわばおまけのアンコールもコンサートの一部に入っているとさえ思える。アンコールで演奏されるのを楽しみに行くという人も多いと思う。
その「アンコール」はもとはといえば、まぎれもなくフランス語だ。大学生なら第二外国語でフランス語を取る人もいるだろうから意味は分かっている人が多いと思う。アンコール(encore)は英語の「again」(アゲイン)に相当し「もう一度」という意味から、もう一度演奏するとなり、まさに「アンコール!」だ。
では、フランスのパリなどへ行って、コンサートで演奏が終了したあと、観客は「アンコール」と叫ぶだろうか。そうは言わないから面白い。「Bis!」(ビス)というのだ。アンコールと叫ぶ人がいるかもしれないが、それは日本人などの外国人に違いない。
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